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8月

2012

高岡市 小規模特認校 西広谷小学校の廃止問題について 

 

“あまり知られていないが”高岡市には小規模特認校制度を利用できる小学校がある。

小規模特色を生かした学校で、市町村内の全域からの通学を教育委員会から認められている学校

西広谷小学校。

里山の自然豊かな環境の中で学区問わず通うことができ、小規模の特色を生かした教育を行っている。

大規模の学校にはなじめなかった子どもなど、学区を越えて通っており、地域の人たちの協力も得ながら、自然の中でのびのびと学んでいる。

競争教育の弊害がいたるところに表れている現代において、貴重な教育実践の場である。


今この学校が廃止の危機にさらされている。

現在8名の児童が通学しているが、今の5年生が卒業すると地元学区児童がいなくなり、特認校制度の利用児童しかいなくなるという理由からだ。


子どもたちや親たちに動揺が走っている。

 

この西広谷小学校は、「市町村全域の子供たちが教育対象」であるにも関わらず、その廃止については、市民には説明や議論の場はなく、

教育委員会と審議会で「滞りなく」廃止に向かっている。


むしろ、すでに入学児童は窓口で制限されていたし、この学校の存在を広く市民の広報することはなく、

随分前から廃止の方向は決まっていたかのようだ。


私は教育関係者たちがこのようなやり方で廃校を進めていることに苦言を呈したい。

 

私は廃校に反対だと言いたいのではない。


このアンフェアな「密やかな決定」は我々市民から「教育に関する主体制」を奪うものではないか、と主張したいのだ。

特に当事者の子供たちにおいては、自分たちの未来に関わることを、十分な話し合いもされず勝手に決められてしまったということが、

彼らの未来にどんな影響を及ぼすだろうか。


この決定のプロセス自体が、教育上有意義だとは思えないし、

このようなアンフェアな体制を持つ大人たちが子供たちに何を教える事が出来るというのだろうか。

 

大津市や小杉中学で児童が自殺に追い込まれるという事件は記憶に新しい。

これらの事件に、私たちは何を学ぶべきだったのか。

「学校」「教師」「親」「いじめ加害者」など、特定の「加害者」を作って安心し、思考停止してはいなかっただろうか。

自分たちに矢印は向いただろうか。


「子供にとって必要な教育とはどういうものなのか」ということを本当に考えなくてはいけないのは教育委員会や審議会ではない。

 

子育てを行っている当事者である親や、

子供たち本人たちであり、

実際に関わっている教員であり、

地域の大人たちであり、

私たち市民ひとりひとりであるはずだ。

 

我々が当事者として高岡の教育を考える機会を与えず、むしろ隠すようにひっそりと行う。

そのことが高岡市の教育環境にいい影響を及ぼすプロセスだとは思えない。

 

私はもっと多くの高岡市民にこの小規模特認校廃止について考える機会を作りたいと思う。

教育の当事者は我々高岡市民一人ひとりだからだ。

そして、「大人たちが自分たちの意見を聞きながら自分たちの未来を話し合っている」という

そのこと自体がかけがえのない「教育」だと思うからだ。

 

出来れば早めに「考える会」的なものをやってみようかと考えています。


ぜひご意見ください。

 

元島生

 


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コメント: 1

  • #1

    川上 (金曜日, 31 8月 2012 13:50)

     まったくどうしょうもない高岡市。そもそも地元の子供とはなんなんだ?住民のエゴとしか見えない今回のやり方。

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